「外国かぶれ」について

海外で「暮らす」という経験をしていると必ずどこかから「外国かぶれ」という言葉が耳に入ってくると思います🤔

今回はこの「外国かぶれ」について私の完全なる個人意見として記事にしたいと思います✏️✏️

 

私の中での「外国かぶれ」は外国人一歩手前の状態と言えます☝️

 

私にとっての「かぶれ期」は中学生、高校生時代でした

私は海外を夢見る夢子ちゃんでした✨✨

きっかけはYoutubeでたまたま見つけた同年齢くらいの女の子の日常動画でした🎥

日本のテレビそっちのけでとにかくその子の動画やその子の友達Youtuberの動画を見漁って洋服やメイク、部屋の模様替えに夢中になっていました🤩

ちょうど英会話も通っていたので、「この子みたいなしゃべり方してみたい!」「外国人になりたい!」一心でした🤪🤪🤪

それこそ海外にルーツを持つ人を羨み、自分が純日本人家系に生まれてきたことを恨んだほどです😭

 

学校が休みの人は英会話の営業開始から営業終了まで8レッスン受けたり、家に帰ればYouTubeの日々だったのである時を境に自然と英単語が出てくるようになったんです😳😳😳

 

ある時登校中に友達が「今日朝ごはん何食べた?」に対して「ご飯とみそ汁と納豆とぉ。。。あ!Apple食べた」と言ったときには友達から「ルー大柴」と笑われましたw

 

思春期の私はやっぱりそれを言われるのが「恥ずかしい」と思ったので、できるだけ同級生と話すときは英単語を出さないように気を付けて話してました。

 

留学に行き人生が変わりました。

語学学校は「ルー大柴」みたいな人ばっかりだったからです😱😱😱

そしてそれが上達するための一過程に過ぎなかったんです😳😳😳

また私の場合、オーストラリアでの1年間で「自分」を見つけることができました。

多国籍の人たちの中にいたほうが自分らしくいられることに気づいたんです🤗

 

もちろん私は日本人です🇯🇵

両親も日本人ですし英語をしゃべるのは私しかいないですw

でも日本人と母国語である日本語でしゃべっているときよりも英語をしゃべっている自分の方が好きなんですよね。

英語の方が自分を表現できる気がします。

そうやって四六時中、英語を使っているとふと日本語を忘れるんです。

 

同時通訳者ってすごいなって常に思います。
脳の回転がものすごく早いんだろうなって。
私は英語は英語でしか理解できません。

 

留学後、日本でアルバイトをしているときに全く知らないお客さんから「君、日本語上手いね!どこで勉強したの?」と言われ、びっくりしました。

名札の「THE日本人!」な名字を指さして「はい!私日本人です!」というと、そのお客さんは「またまたぁww 日系ブラジル人か、フィリピン人かどっちかでしょ?」と。。。

 

またある時、会社帰りに街中を歩いているとナンパしてくるお兄さんが「ハロー!ニーハオ!アニョハセヨ?日本語分かる?」と声かけてきて、「ハイ。日本人です」というと「え!うそでしょ?外国の血入ってるでしょ?」

 

 

外国かぶれを通り越して、日本人に見られなくなりましたwww

今では「外国かぶれ」ではなく「外国人」として扱われます。

特に海外にいると日本人からも日本人に見られず、中国人や韓国人マレーシア人からは彼らの言語で話しかけられます。

国を聞かれ、「ホントにあなた日本人?日本人っぽくない」なんて言われます。

 

ここまでくると私にとっては「外国人見られている」という誉め言葉でしかないんです。

10代で夢見た「外国人になりたい」が叶っているわけですからww

 

それでも今でもたまぁぁぁに「外国かぶれ」と言ってくる人もいます。

 

言わせておけばいいやってなりますww

正直なところ、海外の文化や習慣、情報に常に触れている人の方が知見も広がるし考え方が変わると思います。

 

だから「外国かぶれ」はある意味私たちの宿命なんだろうなって思います。

最近の私は「いかに日本人に見られないか」ということにハマっていて、「日本人です」に対してビックリしてくれる人の顔を見ることを楽しんでいます。