海外にいけば世界が広がるのはウソかホントか

海外にいった人が口をそろえて言うことがあります。

「世界を見る目が変わった!」「価値観が変わった」「視野が広くなった」

私もその言葉に激しく同意する一人です。

 

反対に、こういう意見を言う人もいます。

「海外なんて行くもんじゃない」「日本が一番」「ただ不自由なだけ」

私の家族は意外にも後者の意見を言う側なんです。

 

なんでそんな家族から、私みたいな人間が生まれたんだ?とか自分でも摩訶不思議とか思ってます。

 

この両者の大きな違いについて私は「英会話力」が一番に挙げられると思ってます。

「英語力」ではなく「英会話力」

会話をする力。会話をしようとする勇気。自分を表現しようとする思い。

この3つがある人は前者のような意見を自信満々に言うと思うけど、それらの力がないとやっぱり「変なプライド」や「恥ずかしい」「怖い」という気持ちが先走ってしまい、なかなか自分のComfortZoneから抜けた場所で楽しめないんだと思います。

 

実は、私にも変なプライドや恥ずかしい、怖いという気持ちがまだまだあります。

会社で働いていると、自分よりもネイティブ並みな発音で英語をしゃべっている人を見ると、「あぁ自分はまだまだだな」って落ち込んだりします。

それが理由でなぜか同じ日本人に対して対抗心を抱いてしまったり。。。

 

今回のテーマの答えは、ずばり「両方とも正しい」です。

前者の意見を言う人は後者の意見を言う人の気持ちはなかなか分からないし、後者の意見を言う人は前者の意見を言う人の気持ちは分かりません。

本当にその人次第で、特に日本人は他の国と比べてもユニークな文化があると思います。

それが「恥」「謙虚」が美徳であるということ。

この美徳が幼少期にはなかったのに成長と共に全日本人の遺伝かのように自然と染みつくんですよね

だからと言ってこれらが悪いとは私は思いません。

この美徳によって「日本」という世界から称えられるものはたくさんあると信じているからです。

 

この美徳はしっかりと海外にいっても保ちつつ、立ち向かうときは勇気をもって立ち向かうという切り換えがキーポイントだと思います。

 

日本のパスポートは世界のパスポートの中でもとても信頼度が強く、ビザなしていける国がどの国よりも多く、世界一だと言われてます。

でもまだまだパスポートを持ってない日本人もいることもたしか。

海外に住んでいると海外から見る日本は正直「ヤバい」です。

もちろん日本から逃げろと言っているわけではなく、海外から一度日本を見たうえで、さて私たちの国日本を保っていこうかという考え方をしていくべきかな?と私は感じるのです。

 

正直「日本から逃げた」私の言うことではないのかもしれないですが、海外にいると「日本人としてのプライド」っていうのも強くなる気がします。

 

私は海外に出たことで、改めて日本の素晴らしさも学べたし、ヤバい境地に立たされているんだということも学べました。